合宿免許の口コミは真実なのか

その口コミ、本当か?

合宿免許の口コミを見ていると良い口コミもあれば悪い口コミもあります。

 

その中でも特に目立つのは教官に関する悪い口コミ。これまでに何百と色々な口コミに目を通してきましたが、悪い口コミのほとんどは教官の指導に関することです。

 

これが本当ならとんでもない話だと思うのもありますが、合宿免許を体験した私からするとちょっと違和感を感じるもののほうが多いです。

 

これから合宿免許に行くことを考えているあなたにとって、悪い口コミがあると実際に行くかどうか迷いが生じてしまうかと思います。

 

ですが、もう一度立ち止まって考えてみてください。その口コミが本当に真実なのかということを。

教官に注意されるのが当たり前、言われないほうがおかしい

口コミ例1:

いちいち注意される。口が悪く嫌味を言ってくる教官さえいなければ最高だった。

 

上記のような口コミに関して、はっきり言って注意されるのは当たり前。

 

卒業したら教官なんかなしで1人で運転しなければいけません。アクセル踏むのもブレーキ踏むのもあなたしかいないのです。

 

もちろん、自動車学校に入校する人は全て初心者です。最初からうまく乗れる人はそもそもいないのです。そこからは得手不得手は個人差がありますが、基本的に全て一発OKなんて超人はいません。

 

どんなに運動神経がいい人でもセンスがある人でも必ずミスをします。

 

そしてミスをしたら教官は注意しなければいけません。仕事ですから。

 

ときには厳しい口調で言う必要もあるでしょう。優しい口調で注意してぬるい運転のまま卒業なんて、私が教官の立場なら絶対にしません。自分はもちろん、同乗者、並走している他の車両や交通人の命がかかっているのです。

 

緊張感を持つのは当然のことで注意されるのは当たり前と思っておいたほうがよいです。

 

 

なお、合宿免許は基本的に田舎の場所で受けることが多く、その地域の方言をきつく捉える人がたくさんいます。

 

方言で怒られると言われているほうは標準語よりもきつく感じるのでさらに悪い口コミが書かれる原因となっています。

 

このように、注意されるのは当たり前なのでそこは仕方ないと思っておいたほうが良いです。たくさん注意された旨の口コミがあるならば、それはその人がいつまでたっても上達しなかったということです。運転がうまくいっているのに怒るなんて人はいませんから。

客ではあるが客としていくのではない

口コミ例2:

初めての運転で緊張しているのに暴言を吐かれた。こっちは客です。上から目線で言ってないでもっと運転する人の気持ちを考えて指導してほしい。

 

確かに合宿免許にはお金を払って通いに行っています。

 

しかし、客であって客ではありません。指導される立場なのですから普通の高校に通っているようなものです。悪いことをしたら教師に注意されるのは当たり前ですよね。

 

教師に注意されて「こっちは客だぞ!」と言うのでしょうか。

 

前述した通り、自動車学校は人の命を左右する運転を指導する場所です。生徒が勉強できるようになるならないとは性質が全然異なってきます。

 

上から目線は当たり前です、先生なんだから。

 

これは生徒側が完全に立場を勘違いしています。それで運転が未熟なままであれば卒業させられません。

悪い口コミばかりに流されてはいけない

上記の通り、どうも立場的に勘違いしている生徒の口コミは多いです。

 

確かに言い方にしろ性格にしろ教官によっては合う合わないはあります。

 

しかし、怒られたくらいで悪い口コミを書くのは絶対に間違い。教習所の指導としては当たり前のことをしているまでです。

 

特に20歳前後の若い男性は「自分は運動神経が良くて運転もばっちり」「スピード出すのがかっこいい」「センスがあるからちょっと教えてもらえれば大丈夫」と謎の自信を持っていることがほとんど。

 

自分は特別な人間だと勘違いしている人がたくさんいます。

 

 

これから合宿免許を考えているあなたには、口コミをチェックすることはもちろん重要ですが極端な話にあまり惑わされず、真摯に合宿免許で教習を受け、安全運転を心掛けていってほしいです。