合宿免許体験談1日目：合宿免許のはじまり

朝早く友達と二人で眠い目をこすりながらバスが迎えにくる駅まで出発です。
バスはだいたいその地域のターミナル駅なる大きなところに来るのがほとんどだと思います。
バスは合宿免許の送迎専用バスなので、ここの停留所で待っている人はまさに今日から私たちと一緒に入校する人達です。
男しかいなくてがっくりきたのを覚えています。(笑)

ぶっちゃけた話、合宿免許では女の子と仲良くなれるという話を聞いていたのでそういう面でもかなり期待をして行きました。
私たちの大学は理系でほぼ周りは男しかいないので、普通に家と大学だけを往復していたら華やかなキャンパスライフとは程遠いものになります。
なんとか女の子と仲良くなって帰ってくるぞと意気込んでいました。
今思えば非常に愚かです。(笑)
でも異性と仲良くなることができるのも合宿免許の大きな醍醐味の一つなのは間違いありません。

そしてバスが出発し待つこと1時間半で自動車学校に到着です。
その日は確か合宿についての説明と、ゲームセンターにあるような車のシュミレーション機で疑似運転、練習コースの真ん中にある広いスペースでエンジンの掛け方/マニュアル車のクラッチの踏み方について教えてもらった気がします。

合宿についての説明などは普通の学校の教室みたいな場所で行われ、期間中の座学指導もこの教室で行われることになります。
なんてことない普通の学校の授業と同じような感じです。
このときに他の地域からきた同じ入校日の人達全員と顔を合わせた記憶があります。
1人で来ている人もいれば2〜4人くらいで来てるっぽい人もいて様々でした。
私たちは2人。
まぁ無難なところですね。

シュミレーションの疑似運転も特にどうってことはなかった気がします。
ゲームセンターでやるゲームと同じ感覚です。
覚えているのが車にぶつかったときの衝撃を体験できること。
15キロ程度での衝撃を体験したのですが、結構な衝撃がきます。
狭い道じゃなければ15キロで走っている車なんてまずないと思うので、普通に走っている車とぶつかったときのことを想像するとゾッとします。

最後にエンジンの掛け方、あとマニュアル車でのクラッチの踏み方、軽い発進を教えてもらいました。
マニュアル車でも余裕だろうと根拠のない自信を持っていたのですが、即効で打ち砕かれました。
すぐにエンストです。
クラッチを踏む時の力加減とアクセルの組み合わせが難しのです。
結局うまく発進できなかったような気がします。
他の人も似たようなものです。
すぐにうまくできる人はあまり多くないんじゃないでしょうか。

そんなことをしているうちにあっという間に時間は過ぎて1日目は終了です。
しかし、それだけではありません。
いよいよ宿泊先の旅館に行くことになり、これから2週間以上の間に共に生活する人達と顔を合わせることになります。

同日にその旅館に宿泊することになったのは確か12人くらいだったと思います。
ご飯は本当に通常の旅館と同じで、一つの大部屋に集まってみんなで食べます。
席がバラバラで一人だけ気楽に後からとかはありません。
まさに合宿っぽいです。
メンバーは全員男。
初日に2度目のがっかりです。(笑)
見渡してみると自分たちと同じくらいの大学生がほとんどで、なんと高校生も交じっていました。
あとヤンキーが一人いました。(笑)

そして食事が終わり、部屋に行きました。
全部で4人の相部屋です。
大学生1年生2人(自分たち)＋高校生2人、お互いは友達同士のペアの相部屋です。

で、最初に思ったことはあまりに気まずい！！！
そりゃあもう知らない人といきなり相部屋ですから、とにかく気まずい！
相方がいても気まずいです。

私たちでそう思うのですから、年下の向こうのペアはさらに気を遣ったのではないでしょうか。
たしか初日は軽く挨拶だけして後はお互いの相方同士でしか喋ってなかったはずです。
幸い向こうも私たちも夜にずっと起きていて無駄に騒がしいタイプではなく、夜はちゃんと寝るほうだったのでお互いが眠くなってそうな時にちゃんと消灯して寝たと思います。
全員がいびきもなくちゃんと寝ることができました。

この日はこれにて終了です。
ぶっちゃけて言うと初日の感想は一刻も早く帰りたい！でした(笑)
2番目に安いレオパレスにすれば相方と2人で気楽に過ごせたのにとんでもないことになったと思いました。
その感想が後々大きく変化していくことはこの時はまだ知りもしませんでした。

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