合宿免許体験談9日目：いよいよ仮免許試験

合宿免許9日目。
この日はいよいよ仮免許の試験でした。
最初に実技の試験でこれに受かれば学科の試験を受けるという流れです。

最初の実技の試験ですが、運転する車の中には教官と他の受験生が乗ることになります。
つまり、教官とのマンツーマンというだけでなく、自分と同じように合宿で教習を受けている生徒に見られるというプレッシャーもあるのです。
ちなみに一緒に乗っていた生徒は、私が全然話したこともない人でした。
実は彼らはオートマ限定コースで入校したので私たちの2日遅れ？でこの教習所に来たということが後で話していてわかりました。

教官以外を乗せて運転をすることがないので、いつもとはまた違った雰囲気でした。
他の人もみんな同じように感じたようです。

それなりのプレッシャーはあったのですが、試験自体は特に危うい場面はなく進んで行きました。
この日が来るころには、序盤にあれだけやらかしていたエンストもほぼやらなくなっていたので、試験中も特に問題ありませんでした。
半クラッチは気を抜くとすぐにエンストしてしまうので、やっぱり試験中はしっかり気を付けたいところです。
エンストすると大幅減点ですからね。
S字クランク等も脱輪や途中停止も特になしでスイスイ進むことができました。
まぁここは練習中も一度もミスったことがない場所だったのでそんなに気にしていませんでした。

試験の中で気になっていた所と言えば坂道発進ですね。
ここは後ろに下がったりしてしまうと減点されると聞いていたので、サイドブレーキがきいている状態でアクセルを結構踏みました。
ちょっと音が出て、不格好な発進になりましたが下がったりエンストしたりもなく無事発進できました。(笑)

そんな感じで無事試験は終了し、一発合格することができました。
幸いこの日、私の周りの人の中で実技で落ちた人はいませんでした。
合宿だから採点が甘いというのもあるかもしれません。

しかし、次の学科試験はそういうわけにはいきません。
絶対評価の点数がそのまんま出るのですから。
45点を下回ったら採点が甘いも何もなく不合格です。

学科試験を受けてみると、試験時間が足りないということはありませんでしたが、問題数はそれなりにあるので自信がない問題もいくらかでてきてしまいます。
私の中で自信がないのは全部で3問でした。
例えこれらの問題をすべて間違っても他の問題にはかなりの自信を持っていたのでなんとかなるだろうと思いました。

そして学科試験も無事合格することができ、晴れて仮免許を取得することができました。

このときの解放感は半端なかったです。
合宿免許は仮免許の試験が大きなポイントになると思います。
仮免許を取るまでのプレッシャーはかなりのものです。
実技に加えて学科試験もあるし。

仮免の他にも卒業検定が試験としては最終日に控えているのですが、この日は学科試験がないし運転も2週間もの間しっかり練習したのですから仮免試験に比べ落ちる人はあまりいないと聞いていたので、やはり仮免が一つのポイントだろうと考えてよいでしょう。
もちろん、卒業検定もしっかりやらなきゃ落ちてしまいますが。

ちなみに私たちと同日に入校した中で1人だけ落ちてしまいました。
彼はなんというか話を盛るというか絶対ありえない武勇伝をいつも話していてみんなをあきれさせるタイプ。
教習も一度もエンストしたことがないと、本当かどうかわからないことを言っていて、半分ネタ扱いになっていたのですが見事に一人落ちていました。(笑)

そして彼は試験に3回？ほど連続で落ちることとなります。
その後、ついたあだ名は高校生にして長老となってしまったのでした。

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