合宿免許体験談4〜8日目：合宿免許が楽しくなった

4日目以降はひたすら実技と学科を繰り返していました。
S字クランク、坂道発進等の技能もやっていきます。
仮免許のためにそれはもうしっかりと練習しました。

仮免許の試験は減点方式と聞いていたので、こういう技能のポイントで失敗してしまうと大幅減点されてしまいます。
エンストもダメです。
脱輪したらその時点でもうだめと思った方がいいくらい。
次の減点は許されません。
そんな話を色々聞くたびに不安は募っていきます。

後、忘れてはいけないのは仮免許の試験は実技の他に学科もあります。
○×回答方式の50点満点中45点で合格。
問題も難しいものはありません。
が、9割正解しないと合格しないってことは中々の割合です。
5問しか間違えることができないと無駄にネガティブに考えたらすごくプレッシャーなのです。
勉強も入念にしました。

部屋の中でみんなで問題出し合って勉強したりもしました。
だれが一番頭が悪いのかランキングをつけたり、こんなことをする位みんな仲良くなっていたんですね。
ヤンキーもちゃんと同じ相部屋の大学生と仲良くトランプして遊んでいたりしました。(笑)
頭が悪いランキングで1位をつけられたりしていました。(笑)

普段通りの生活をしていたら絶対仲良くなることはない人同士です。
道端を彼が歩いていたら私は間違いなく避けます。(笑)
私の相部屋の4人にヤンキーの彼と彼の相部屋の関西からきた大学生は暇があれば一緒にいて話をする位仲良くなりました。
いうなればちょっとしたグループが出来上がったのです。
足湯で色々なことを話したりもしました。
周りに何もなくたってすごく楽しいです。
このように色々な地方から来た人達と交流して仲良くなれるのは合宿免許の大きなポイントです。

早く帰りたい一心でやっていたカウントダウンなんかはもはや途中で忘れていました。
はっきり言ってこの合宿免許の生活はすごく楽しくなっていました。

なお、この期間の途中でおじさん教官との仲はどんどん悪くなり、私がちょっとキレ気味になった次の日に別の教官に変わりました。(笑)
別に仲が悪いとか良いとか関係なく教官は変わったりするものですけどね。
良い教官、悪い教官にあたるかは運もあるし、これ次第で教習の快適さも変わってくると思います。
もちろん、人に求めるばかりではなく自分もちゃんとした態度で接する必要があるっていうのは大前提です。
ただ、当時の私もただのガキだったので、すみません。

後、旅館でクーラーを全然効かせてくれないグチを話していたら変わった教官がレオパレスのほうに変えてあげようか？と言ってくれました。
結局、部屋が一杯で実現しなかったのですが、すごくありがたい話をしてくれてそれだけで感動しました。
でも、そっちに行ってしまうと生活は快適になるかもしれませんが、旅館で一緒のメンバーと離れることになってしまいます。
今思えば実現しなくてよかったのかもしれません。
それでも、とにかく教官のご厚意はとてもうれしかったです。

8日目には仮免許試験を受けられるレベルに達しているかどうか、みきわめがあるのですが、特に問題なくできました。
実技のほうは楽勝だと思っていましたね。
そんなことを思いながらいよいよ明日に仮免許の試験を迎えることとなります。

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